こんにちは、まーやんです。
今回は、BYDの軽EV「ラッコ」の話です。
軽自動車で電気自動車。しかも両側スライドドア。買い物や送り迎えに使うなら気になりますよね。
ただ、車は安い買い物ではありません。「安いらしい」「売れていないらしい」だけで決めるのも怖いので、公式発表と販売状況を調べてみました。
確認日:2026年10月27日。試乗レビューではなく、公表資料をもとに整理した記事です。
ラッコは、2026年7月に発売された軽EV
BYD RACCOは、日本の軽自動車規格に合わせて設計された電気自動車です。国内発売は2026年7月28日。発売時の税込車両価格と一充電走行距離は、次のとおりです。
| グレード | 車両価格(税込) | 一充電走行距離 |
|---|---|---|
| 200 | 214万5,000円 | 210km |
| 300Plus | 239万8,000円 | 320km |
| 300Premium | 249万7,000円 | 320km |
※発売時のメーカー希望小売価格。諸費用・オプションなどは別です。走行距離はWLTCモードの国土交通省審査値で、実際は気温やエアコン、走り方などで変わります。
ここは「320kmと書いてあるから、どんな日でも320km走れる」と考えないほうがよさそうです。
「注文された台数」と「届け出された台数」は違う
売れているかを見るとき、ここが少しややこしいんですよね。
| 数字 | 何を表すか | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 受注 | 注文を受けた台数 | 納車待ちを含む。すべて納車済みではない |
| 新車の届け出 | 新たに届け出された軽自動車の台数 | 注文時期とずれる。購入者への引き渡しと完全に同じではない |
| 納車 | 購入者に車を引き渡すこと | 受注や届け出と時点が違う |
BYDは9月3日の公式発表で、ラッコの累計受注は8月末時点で約1,500台と説明しています。一方、同発表にある8月の登録台数は81台です。
かなり差がありますが、同社は人気の300Premiumについて、9月中旬以降に到着する車両から順次配車・納車する予定とも説明していました。
つまり、台数の差をそのまま「返品された数」「注文がない証拠」と読むことはできません。
出典:BYD公式・8月販売状況(2026年9月3日、PDF)
さらに9月29日のマイナビニュースの取材記事では、日本法人社長の説明として、9月27日時点の受注は1,832台、約1,300台の納車待ちがあると報じています。これはその時点の数字で、10月末現在の実績を表すものではありません。
出典:マイナビニュース・ラッコの販売状況(2026年9月29日)
「返品続出」「撤退寸前」は、確認できた事実なのか
2026年10月27日に確認した公式発表と取材記事の範囲では、ラッコの大量返品を示す件数や、BYDの日本市場撤退を決めたという発表は確認できませんでした。
だからといって、個別の不具合や返品が一件もないと保証できるわけでもありません。分かっていないことまで、ある・ないを決めつけないようにしたいです。
反対に、受注があるだけで「大成功」と言い切るのも早いと思います。今後の届け出台数、納車の進み方、使い続けた人の評価を見ていく必要がありますね。
自分が選ぶなら、まず充電できる場所を考える
俺なら、最初に確認するのは自宅の充電環境です。
家で充電できれば、寝ている間に準備できる使い方が考えられます。一方で、外の充電設備に毎回頼るなら、場所や待ち時間、料金まで考えておきたいところです。
これはラッコに限らず、EV全般を選ぶときの考え方です。
- 自宅の駐車場に充電設備を付けられるか
- 設置工事を含めて、いくらかかるか
- 普段は1日何km走り、充電にどれくらい余裕があるか
- 遠出するルートの充電設備を確認できるか
- 故障や点検のとき、どこに持ち込むか
岡山で暮らしていると、車を使う場面は多いです。日常の移動に合うかを先に考えると、見るべきところが整理できそうです。
「いくらで買えるか」と「何年乗るといくらか」は別
車両価格だけで比べると、あとから「これも必要なんか・・・」となることがあります。
比較するなら、こんなふうに項目をそろえたいです。
| 買うとき | 乗っている間 | 手放すとき |
|---|---|---|
| 車両代・諸費用・オプション・充電工事 | 電気代や燃料代・保険・点検・修理 | 売却額・ローンの残り |
補助金は条件や申請時期で変わるので、ここでは一律に差し引いていません。対象になる金額と、受け取るための条件を見積もり時に確認してください。
残価設定のあるローンも、月々の金額だけでは比べにくいです。最後に残る支払いと、返却・売却の条件まで含めて確認したいですね。
ラッコを考えるなら、うわさより自分の使い方
今回調べて感じたのは、車の評価と、ネットで話が盛り上がることは分けて考えたほうがいい、ということです。
ラッコが自分に合うかは、価格だけでも、メーカー名だけでも決まりません。
充電できる場所があって、普段の移動に合い、整備の相談先にも納得できる。その条件がそろうか、試乗と見積もりで確かめるのがよさそうです。
話題になっている車ほど、いろんな情報が出てきますね。見出しだけで判断せず、何が確認できて、何がまだ分からないのか。そこを分けて見ることが大事だなと思いました。

コメント