「AIを使えば、動画編集は全部おまかせで終わる?」。そう期待すると、仕上がりを直す時間のほうが長くなることがあります。最初に考えたいのは、どのツールを買うかより、どの作業を短くしたいか。この記事では、SNS向けの短い動画を作るときの分担を5ステップで整理します。
1.動画の目的を一文で決める
誰に、何を伝え、見たあとにどう動いてほしいのか。たとえば飲食店なら「初めてのお客さんに店内の雰囲気を伝えて、プロフィールから予約方法を見てもらう」。ここが決まると、映像の順番や最後の案内も決めやすくなります。
2.AIには構成案を出してもらう
「冒頭で伝えること」「見せる場面」「締めの一言」を先に並べます。候補を複数出してもらい、撮影済みの映像で実現できる案を選びましょう。存在しないメニュー、撮っていない場面、未確認の実績が紛れていないかは、人が確認します。
30秒の縦型動画の構成を3案考えてください。目的は【目的】、視聴者は【対象】、使える素材は【素材一覧】です。撮影していない映像や、伝えていない実績は追加せず、冒頭・中盤・最後に分けて提案してください。
3.字幕は自動化してから人が直す
音声のある動画では、文字起こしや字幕作成を補助機能に任せる方法があります。ただし、固有名詞、店名、商品名、金額、日時は必ず聞き直します。誤字だけでなく、字幕の区切りと表示時間も確認。長い一文は短く分けたほうが読みやすくなります。
4.映像の順番と間は自分で決める
同じ素材でも、最初に見せる場面や一拍置く場所で印象が変わります。自動編集の候補を使う場合も、伝えたい場面が短すぎないか、同じ映像が続かないかを見直します。AIが作った案を完成品とせず、編集のたたき台として使うと調整しやすくなります。
5.書き出した動画をスマホで見る
編集画面では読めた文字が、スマホだと小さいことがあります。投稿先のボタンや説明欄と文字が重ならないか、音量が急に変わらないか、最後に案内したリンク先が分かるかを確認しましょう。使用する音楽・画像・映像の利用条件も確かめます。
有料プランを選ぶ前に見るポイント
- 自分の素材で、日本語字幕の修正がしやすいか。
- 必要な縦横比・画質で書き出せるか。
- 透かし、利用回数、素材の利用範囲は目的に合うか。
- 商用利用とアップロード素材の扱いを、公式の利用条件で確認できるか。
- 月に作る本数に対して、節約できる時間と費用が釣り合うか。
料金や機能は変わるため、契約前に公式の最新情報を確認してください。まず短い動画1本で試し、「どの工程が何分短くなったか」を記録すると比較しやすくなります。
まとめ:任せる工程を一つ決める
全部を一度に自動化する必要はありません。構成案、文字起こし、字幕など、負担の大きい工程を一つ選ぶところから始めましょう。目的と最終確認は自分で持ち、繰り返し作業を少しずつ減らす。この分担が、動画制作を続けやすくします。
SNS向け動画の構成や編集を相談したい方は、プロフィールをご覧のうえ、お問い合わせフォームからお知らせください。

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