このブログ記事では、YouTube動画で語られた「この世の仕組み」について、歴史的事実に基づきながら分かりやすく解説していきます。普段僕たちが目にすることのない、権力とお金の流れ、そして歴史の裏側について言及されています。
今回の記事元動画はこちら↓
ピラミッド構造:支配の構図
この世はピラミッドのような構造になっています。
- 頂点: この世で最も権力を持つ人々【通貨発行権者】
- 中間層: 多国籍企業、国際機関、大手マスコミなど、表舞台には立たないが、陰で世界を動かす人々。
- 下層: 政治家、官僚、大企業経営者など、表向きは権力を持っているように見えるが、実際には中間層の意向に従う人々。
- 最下層: 一般市民。動画内では「下民」という表現が使われています。
『?』と、動画内のピーには『通貨発行権者』が入ります。
僕たち一般市民は、政治家や官僚が世界を動かしていると考えがちですが、実際には彼らは中間層の意向に沿って動いているに過ぎません。選挙資金やスキャンダルなどが、その関係性を象徴的に表しています。
お金の誕生と銀行の起源
お金が生まれる前は物々交換が行われていました。その後、金や銀が貨幣として使われるようになり、金細工職人(ゴールドスミス)が重要な役割を果たすようになります。
ゴールドスミスは、商人などから金や銀を預かり、預かり証を発行しました。この預かり証が、後の紙幣の起源となります。
当初、預かり証は金や銀と交換できるものでしたが、次第に預かり証自体が取引に使われるようになります。ゴールドスミスは、預かり証を発行することで金利を得るようになり、これが銀行の原型となります。
動画内では、この仕組みを「紙切れがゴールドに変わる錬金術」と表現しています。個人が行えば「ペーパー商法」と呼ばれる詐欺行為ですが、国からライセンスを得た銀行が行うと「信用創造能力」という言葉に変わります。
中央銀行と戦争の関係
銀行家は、一般の人々にお金を貸すよりも、王様にお金を貸す方が儲かることに気づきます。特に、戦争には莫大な資金が必要となるため、銀行家は戦争を利用して利益を得ようとします。
銀行家がマッチポンプのように、戦争を煽り、両陣営にお金を貸し付けることで利益を得る構図が説明されています。勝った方からは金利を、負けた方からはインフラや国有企業などを担保として取り上げるという、絶対に儲かる仕組みです。
さらに、銀行家は一つの国でこの仕組みを独占することができれば、さらに大きな利益を得られると考え、中央銀行の設立を目論みます。しかし、王様や貴族は自分たちの権力が弱まることを恐れ、中央銀行の設立に反対しました。
革命と中央銀行設立の裏側
17世紀から20世紀初頭にかけて起きた革命(清教徒革命、フランス革命、明治維新)の裏には、中央銀行設立を目的とした銀行家の意図があったと指摘しています。
- 清教徒革命(1642年-1651年): オリバー・クロムウェルが率いた革命。約50年後にイングランド銀行が設立されました。イングランド銀行は民間企業であり、王家が保有する株は20%に過ぎませんでした。
- フランス革命(1789年-1799年): フランスの絶対王政を打倒した革命。直後にフランスの中央銀行が設立され、イングランド銀行と同様の株主構成となりました。
- 明治維新(1868年): 薩長同盟が江戸幕府を倒し、明治政府が成立。その後、日本の中央銀行である日本銀行が設立されました。当初、日本政府の持ち株比率は20%であり、残りの80%は民間が保有していました。
これらの革命は、表向きは民衆の権利獲得や近代化を目的としていましたが、実際には銀行家が中央銀行を設立し、権力を握るための手段だったという見方を示しています。
リンカーン大統領暗殺の真相
アメリカのエイブラハム・リンカーン大統領が暗殺された背景についても言及しています。
南北戦争において、リンカーン大統領は戦争費用を調達するために、銀行家からお金を借りるのではなく、国民から直接金や銀を徴収したり、政府発行の通貨(グリーンバックス)を発行したりしました。これは、銀行家の権益に真っ向から対立する行為でした。
リンカーン大統領が暗殺されたのは、銀行家との対立が原因である可能性を示唆しています。
20世紀以降の戦争:目的の変化
20世紀以降の戦争は、中央銀行設立ではなく、お金儲けを目的とした戦争に変化したと指摘しています。戦争を起こし、紙幣を発行し、その資金を貸し付けることで利益を得るという、大規模なマッチポンプです。
第一次世界大戦が、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)設立の翌年に始まったことにも触れ、この戦争が銀行家によって仕組まれた可能性を示唆しています。
まとめ
世界は一部の権力者によって支配されており、歴史的な出来事の裏には彼らの意図が隠されている可能性があると示唆しています。この構造を理解することで、ニュースや出来事をより深く理解し、騙されないようにすることが重要だと述べています。
このブログ記事が、この世の仕組みを理解する一助となれば幸いです。
※詳しくは動画を参照してください。
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